皆さんこんにちは、留学アドバイザーの吉田佐和子です。
これまで多くのお客さまの音楽留学をサポートしてきた留学アドバイザー・袴田は、フランスから帰国後の現在も、定期的にパリに滞在しながら、現地の音楽教育に深く関わり続けています。
8年間にわたるフランスでの生活を通じて、パリの音楽院教授たちと信頼関係を築き、現地のリアルな情報を直接届けられるのが、私たちのサービスの強みです。
フランスの「今」を知るからこそできる、的確で実践的なアドバイス。
そんな彼女の視点から見えてきた、「音楽留学を成功に導くための本当の鍵」とは──?
はじめに:フランス留学に向いている人とは?


フランスへの音楽留学は、どんな人に向いていると思いますか?



フランスには、演奏・創作技術だけでなく、音楽家としての感性を磨くには、まさに理想的な環境が揃っています。
とくに以下のような方にぴったりです!
ヨーロッパの芸術や文化に惹かれる人
フランスは、日常の中にクラシック音楽、美術、建築、哲学が息づいている国です。美術館や街並みそのものがインスピレーションとなりますよ!
フランス音楽を専門的に学びたい人
フランスの作品に息づく哲学や響きは、現地に身を置いてこそ実感できる部分も多く、言葉や文化と結びつけてこそ深く理解することができます。
学費を抑えて質の高い教育を受けたい人
フランスの音楽院のほとんどが公立で、授業料が非常に安価なのが大きな魅力。奨学金制度や学生支援も充実しています。


語学や多文化環境を積極的に楽しめる人
フランス留学にフランス語の習得は必須。語学だけではく、文化の違いも柔軟に受け入れられる人なら、きっとフランス留学を心から楽しむことができますよ!
既存の枠にとらわれない留学がしたい人
音楽院にはさまざまな課程があるため、子どもから大人まで幅広い人が学ぶことができます。レベルや期間、目的に合った留学が可能ですので、迷っていらっしゃる方はお気軽にご相談ください!


パリと日本、両方の現場で見えてきた「留学のリアル」





日本とフランスの音楽教育には違いがあるとよく聞きますが、実際はどうなんでしょう?



大きな違いは、音楽教育の「場」にあります。
日本では音楽を学ぶ=音大というイメージが強いですが、フランスでは大学とは別に「音楽院」という専門教育機関が中心になります。
しかも、国立・地方・私立と多様で、レベルや目的に応じた選択が可能なんです。
語学学校や一般大学に通いながら音楽院で学ぶこともできるので、年齢や経験に関係なく音楽を続けられる柔軟性も魅力ですね。
子どもから一般愛好家の方まで、本格的な音楽教育を受けるチャンスがあるのは、日本との大きな違いです。



なるほど。費用面でも留学しやすい環境ですか?



そうですね。公立の音楽院は学費が非常に安価で、どんなに高くても20万円以内におさまることが多いです!



レッスンの内容には違いはありますか?



フランスでは、個人の自主性が重視されるので、どんどん積極的に動く力が求められます。
自分のやってみたいことや興味のある分野は、遠慮せずにアピールすることが大切です。
また、レッスンの聴講も日本に比べて気軽に行えるため、他の学生の演奏から多くの刺激を受けられるのも魅力のひとつです!


フランス留学希望者がつまずきやすいポイントとは?





実際にフランスへ留学してから多くの人が最初に直面する壁って、どんなことがありますか?



まず、語学力です。
現地でのやりとりがうまくできず、必要な情報を得られなかったり、授業やレッスンの細かなニュアンスを聞き逃してしまったり。
語学力不足は、学びのチャンスを逃す大きな原因となってしまします!



留学前に、どのくらい話せるようになればいいですか?



このご質問をよくいただきますが、実際には「これだけ話せれば安心」という明確な基準はありません。
大切なのは、「ここまででいいか」と満足するのではなく、留学中も継続してフランス語を磨き続ける姿勢です。
その努力が、得られる情報量や人とのつながり、さらには音楽的な成長にも大きく影響していきます!



確かに・・!他には何か気をつけた方がいいことはありますか?



多くの留学生がつまずくのが文化や国民性の違いです。
フランスでは、大学や音楽院の事務対応が曖昧だったり、メールの返事がなかなか来なかったり、手続きが不明瞭だったりと、日本のような丁寧な対応を期待すると戸惑うことが多くあります。



これは本当にそうですよね。
「自分から動く姿勢」がフランスでは大切になってきます。



はい、不明な点は自ら確認し、必要であれば何度でも問い合わせをするなど、積極的な態度が、結果的に自分自身を守ることにつながります。
こうしたやりとりの中でも鍵となるのが語学力。
音楽だけでなく、生活そのものを充実させるためにも、語学の勉強は日々の積み重ねが何より大切です!


フランスで活躍する日本人留学生たちの共通点





袴田さんが、実際にフランスで活躍している日本人の方々と会う中で感じる共通点はありますか?



まず、積極的に動く力です。
情報があいまいなことも多い中、自ら確認し、時には交渉もしながら、自分で解決策を見つけ出す姿勢が大切です。
自分の意見を発信できるようになることで、周囲からの評価が高まり、思わぬ仕事のチャンスにつながることもあります。
だからこそ、語学力をしっかりと鍛え、積極的にコミュニケーションを取れるようにしておきましょう!



また、文化への理解と柔軟な適応力も大切です。
フランスはヨーロッパの中でも特に、さまざまな国の文化が入り混ざった国。
日本とは異なる価値観や習慣の中でも、自分の芯を持ちながら、違いを受け入れ、周囲とのバランスをとっていく力が求められます。


毎年変わるフランス音楽留学情報を、最新のかたちでお届け





フランスの音楽留学に関する情報は、毎年少しずつ変わっているということですが、具体的にはどんな変化がありますか?



入試制度やビザの申請手続きに関しては、年ごとに見直しが入ることも多いので、常に最新情報を持っておかなければなりません。
また、各音楽院ごとに入試の時期や募集人数、課程の内容も異なり、講習会に参加する講師陣も毎年変動します。
なので、こうしたリアルな情報を、現地の音楽院教授たちと連絡を取り合いながら収集・更新しています。



入試制度やビザ手続きが毎年変わるからこそ、過去の情報に頼るのではなく、その都度アップデートしながら丁寧に向き合っていく姿勢が、信頼できる音楽留学サポートには欠かせませんね!
フランス音楽留学サポートに求められる“質”とは?


音楽留学を考え始めたとき、最初に直面するのが「どのサポートを選べばいいのか?」という悩みではないでしょうか。
ネットを検索すれば、数多くの留学エージェントや情報があふれています。
しかし、その中から本当に信頼できるサポートを見極めるには、「情報の質」と「誰がサポートしてくれるか」が何より重要です。
私たちのアドバイザー・袴田は、現役の音楽家でありながら、フランス留学の実体験を持ち、現地の音楽院教授陣と強いネットワークを築いてきました。
演奏家としての目線と、現地の“今”を知る立場の両方を兼ね備えたサポートは、他にはない私たちの強みです。
たとえば──
- 音楽院ごとの入試傾向や、教授とのやりとりのコツ
- 渡仏後の生活準備のポイント
- 留学中に直面しがちな不安や孤独への向き合い方
- 音楽家としての視点から見た実践的なアドバイス
これらはすべて「現地を知っているからこそできる」具体的なサポートです。
私たちは、書類作成や手続き代行といった表面的なサポートにとどまらず、「何を準備すべきか」「どんな日々が待っているのか」「困ったとき、誰に相談できるのか」といった、一歩踏み込んだアドバイスを大切にしています。
アドバイザーが音楽家だからこそ実現できる、一人ひとりに寄り添ったサポート。それが、私たちが目指すサービスのかたちです。


まとめ:これからフランス音楽留学を目指す人へのメッセージ


フランスへの音楽留学は、語学や文化、生活環境の違いなど、戸惑うこともたくさんあります。
でも、そのひとつひとつを乗り越えた先には、音楽家としての成長はもちろん、人生を豊かにする出会いや経験がきっと待っています。
大切なのは、自分に合った学校や環境を見つけ、しっかりと準備をすること。
そして、「行ってよかった」と思える留学を実現するために、信頼できるサポートを選ぶことです。
音楽留学と一言でいっても、目的や目指すスタイルは人それぞれ。
サービスを申し込むかどうか迷っている方でも、まずはお気軽に無料カウンセリングでご相談くださいね。