みなさんこんにちは!アドバイザーの袴田美帆です。
フランス留学は、日本では出来ないような素晴らしい経験ができる一方、予期せぬ困難に直面することも少なくありません。
特に、言葉の壁や文化の違い、人の違いや食生活の変化など、日常生活の中で辛さを感じることも多いです。
フランス留学生活では、一体どのような困難が待ち受けているのか?そしてそれらをどのように乗り越えるべきか?私たちの体験談をもとに一緒に探ってみましょう!
どんな時に留学が辛いと感じる?
①フランス語が喋れない
まず、フランス語が喋れないことは、1番大きな壁となります。
授業や日常生活でのコミュニケーションが思うように取れないと、想像以上に孤独感を感じます。
特に留学してすぐの事務手続きなどでは、言葉の壁があることで思い通りに進まないことも多く、アドバイザーも皆かなりのストレスを感じていました。
ですが、ここで諦めずに意志を押し通す力をつけた人は、後々強くなります!
思いを伝える気持ちが強いと、語学もその分だけ伸びるはずなので、頑張りましょう!
私は家族の転勤がきっかけでパリに住むことになったこともあり、最初は全くフランス語が話せない状態でした。
カフェに入った時に、店内で食べるかテイクアウトなのかをフランス語で聞かれたのですが全く分からず、そこからフランス語学習を決意しました。
②食べ物が合わない
現地の食べ物が体に合わないのは辛いですよね。
食生活が合わず、体調を崩してしまう留学生も少なくありません。
また、食べ物が合わないことでホームシックを感じることも多いでしょう。
自炊に慣れていないと、見慣れない食材や調味料を使いこなすのは難しいかもしれませんが、自分に合った味を見つけるために、いろいろ試してみるのも楽しいですよ!
フランスのご飯も美味しいのですが、毎日食べると飽きてきてしまい、普段の食事はほぼ和食で過ごしました。Picard(ピカール)やオンラインで冷凍食品が購入できる北海水産、中華料理のお惣菜屋さんも活用しながら和食を作っていました。
私は1年目、お料理教室に通って現地の食材を知るところから始めました。そこから世界が変わったように、食生活が豊かになりましたよ!
③トイレが少ない
フランス人でも困るのが、街中のトイレ問題。
まずフランスにはコンビニがないですし、駅やスーパーにもトイレはありません。
なので、カフェやレストラン以外でトイレを見つけるのは結構難しいんです。
公衆トイレもありますが、清潔なトイレに慣れた日本人が使うのは、少し抵抗を感じるかもしれません。
長時間外出するときは、事前にトイレの場所を何箇所か確認して行くようにしましょう!
フランスでは、外出の際にお手洗いを見つけるのが大変でした…
日本では駅やスーパー、コンビニなど至る所にお手洗いがありますが、フランスでは見つけるのが大変です。
電車での長距離移動では、どのタイミングでトイレに行けるかを、家を出る前から計算して過ごしていました!(笑)
④住居トラブル
フランスに何年も住んでいる人だと、以下の住居トラブルに一度も巻き込まれたことがない!という人の方が少ないのではないでしょうか?
・お湯が出ない
・水漏れ
・暖房が壊れた
・カビ、湿気問題
・ネズミ問題
・騒音問題
フランスの建物は、築年数が100年以上のところも多く、どんなにリフォームされていても住居トラブルは尽きることがありません。
日本だとなかなか遭遇しないこともあるので、初めてだとびっくりしてしまうと思いますが、大切なのは起きてしまったことを受け入れて、冷静に対処する力です。
急にトラブルが起こっても、なるべくストレスなく適応できる力をつけていきましょう!
お湯が出ないときは、電気ポットとお風呂の桶が役に立ちますよ!(笑)私の住んでいたパリのお家では1週間お湯が出ない…なんていうこともありました。
私の家はお風呂がタンク式だったので、一定量お湯を使うと、途中から水になってしまいました。湯船にお湯を溜めて入ることはなかなか難しかったです。
お湯が出ないことと水漏れは、フランスに住んでいたらかなりの高確率で遭遇するので、覚悟しておきましょう!
⑤宅配便が届かない
フランスの配達事情は、日本とは比べ物にならないくらい酷いので、宅配便が届かないことも珍しくありません。
最近では、フランスに荷物を送ると関税がかかってきますので、なるべく荷物は送らないのがいいかもしれません…
日本から送ってもらった荷物が盗まれてしまった時は、本当に悲しかったです…
amazonで頼んだものが途中で追跡できなくなり、届かなかったことがありました。宅配物は予定通りに到着すればラッキー、基本遅れるし、場合によっては盗まれることも普通にあります。
⑥人種差別を受ける
日本では人種差別を経験することがほとんどないので、初めてのときは驚いたり、傷ついてしまうかもしれません。
特にフランスは移民が多い国なので、異なる人種間でのトラブルもよくあるんです。
そんな中で、自分が否定されたように感じることもあるかもしれませんが、絶対に自分を責めないでくださいね。
治安があまり良くない地域を通って、アジア人差別の暴言を吐かれることなんて日常茶飯事でした。そんなときは見向きもせず、無視するのが一番!
⑦家族が病気になったときに帰れない
家族が病気になったとき、すぐに駆けつけられないのは留学中の最も辛い瞬間の一つです。
遠く離れていることで無力感を感じることもありますが、状況を冷静に受け止め、できる限りのサポートや帰国の手段を考えましょう。
辛い時期はどのように乗り越える?
①家族や友人に相談する
少しでも「辛いな」と感じたら、信頼できる家族や友人に話を聞いてもらいましょう。
不安なことを言葉にするだけで心が軽くなることもありますし、違った視点からアドバイスがもらえたりもします。
Music Discoveryのアドバイザーもいつでもお力になりますので、LINEサポートをぜひご利用くださいね!
②気分転換に美術館やコンサート、旅行に行く
日常から少し離れて、美術館やコンサートなどの文化的な活動に触れることでリフレッシュできます。
ヨーロッパは日本より交通費が安いですし、美術館やコンサートも学生は無料のものがたくさんありますよ。
いつもと違った環境に行くことで、新しい視点が得られたり、モチベーションが高まったりするのでおすすめです!
私も留学中は色んなところに出かけました。そのおかげで楽しい思い出がたくさん増えましたし、フットワークも軽くなりました!
③日本に一時帰国する
どうしても辛くてたまらない場合、一時的に日本に帰国するのも一つの方法です。
家族や友人、そして何よりも日本の空気そのものに触れることで、心が落ち着き、再び前向きに頑張れる力が湧いてくるかもしれません!
フランス音楽留学が辛くなったらどうしたらいい?
①フランス語力をつけておく
これはどこに行っても同じですが、海外生活は語学力によって大きく左右されます。
フランス語ができると、コミュニケーションのストレスが減り、現地の人たちとの交流も広がります。
困ったら気軽に相談できる相手がフランス人、というだけでも大きな支えになるはずです!
②留学に来た目的を明確にする
留学中には、思い通りにいかないことや、自信をなくしてしまうこともあるでしょう。
でも、そんな時こそ、自分がなぜここに来たのかを改めて見つめ直すことが大切です。
うまくいかなくても焦らないで。
自分の目的を明確にして一歩ずつ進んでいけば、きっとその努力は報われますよ!
③文化の差を受け入れる姿勢を持つ
生まれ育った国が違えば、文化が違うのは当たり前。
異文化に戸惑うことも多いですが、それは新しい価値観や経験を得るチャンスでもあります!
自分の常識や習慣にとらわれず、柔軟な心で生きていくことが、異国での生活をより豊かにしてくれますよ。
私は「人や物事をありのまま受け入れる」ということの大切さを、留学生活で一番よく学びました。これができるようになると、海外生活がだいぶ楽になります!
少しでも留学に不安を感じたら
ここまで色々とお話ししましたが、どんなに構えていても留学前は不安が尽きないと思います。
そんな時は、抱え込まずにプロのサポートを利用するのが一番!
30分の無料カウンセリングは、公式LINEより随時受付中です。
留学に関する質問や不安がある方は、どうぞお気軽にお申し込みくださいね。