この記事では、動画講評サービスの講師の先生方のプロフィールをご紹介します。
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クラリネット
フローラン・エオー
パリ地方音楽院、ローザンヌ高等音楽院(スイス)教授
パリ国立高等音楽院でミシェル・アリニョンのクラスで研鑽を積み、1991年から1995年にかけて国際コンクールで数々の1等賞を受賞。 現在もマスタークラスやコンサートを通して、フランス学派の伝統を世界中に伝えている。
現代の作品創造にも意欲的で、フィリップ・エルサンのクラリネット協奏曲をブルターニュ管弦楽団と共演。フローラン・エオーは舞台芸術家でもあり、ヨーロッパとアジアで公演したミュージカル「レ・ボン・ベック」では大成功を収めた。
パリ地方音楽院、ローザンヌ高等音楽院で教授を務めるほか、シオンのティボール・ヴァルガ・アカデミー(スイス)、ムジークアルプ夏期国際アカデミー(フランス)、大阪音楽大学、京都フランス音楽アカデミー、ビュッフェ・クランポン・ジャパン社主催の欧日音楽講座など、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アジアの多くの国で定期的に客員講師を務める。
楽譜出版社クラルテにて楽譜を出版。
バンク・ポピュレール財団の審査員、国際コンクールの審査員を務める。
ビュッフェ・クランポン社のテスターでもある。
アレクサンドル・シャボ
パリ国立オペラ座管弦楽団首席奏者
パリ12区立音楽院、ヴェルサイユ地方音楽院、パリ地方音楽院教授
1976年生まれ。7歳でジャン=ポール・クレレに師事し、その後エヴルーの音楽院でジャン=クロード・ブリオンに師事。
1996年、パリ国立高等音楽院(ミシェル・アリニョンとジェローム・ジュリアン=ラフェリエールのクラス)のクラリネット科を一等賞、室内楽部門(モーリス・ブルグのクラス)を満場一致の一等賞で卒業。
その後もポール・メイエ氏とエリック・レザージュ氏に師事。
パリ国立オペラ座管弦楽団の首席クラリネット奏者として、世界中で幅広い芸術活動を行なっている。
教育にも熱心で、パリ地方音楽院、パリ12区のポール・デュカス音楽院、ヴェルサイユ地方音楽院で教授を務める。ビュッフェ・クランポン・ジャパン社主催の欧日音楽講座でも教鞭をとる。
編曲家としても意欲的で、楽譜出版社Clarinet Editionのために数多くの楽譜を出版している。
くるみ割り人形」と「セビリアの理髪師」の変奏曲は広く演奏され、多くのクラリネット奏者によって録音されている。
クロード・ドビュッシーやジャック・ランスロなどの国際コンクールの審査員も務める。
フランク・アメ
ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団クラリネット奏者
パリ地方音楽院教授、リヨン国立高等音楽院助教授
出身地であるクレルモン・フェランの音楽院で音楽の勉強を始める。
1990年にパリ国立高等音楽院に入学し、1994年に2つの一等賞を受賞。同年、フランス名門のギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団に入団。
また、パリ国立オペラ座管弦楽団、パリ管弦楽団、フランス放送管弦楽団、といったフランスの有名なオーケストラに客演し主要な交響曲のレパートリーを沢山の指揮者のもとで演奏活動を行なってきた。
オーケストラだけでなく室内楽にも力を入れており、主要なレパートリーを演奏している。1993年にはモーリス・ラヴェル国際室内楽アカデミーの特別賞を受賞。
人気カルテット「ヴァンドーム」の一員。
1992年よりパリ地方音楽院の教授、2017年よりリヨン国立高等音楽院にてアシスタント教授を務める。またムジークアルプ夏期国際アカデミーにて教鞭をとる。
また、クロード・ドビュッシー国際音楽コンクールのディレクターであり、楽譜出版社Clarinet Editionの責任者でもある。
ユーグ・スアラ
リヨン地方音楽院教授
トゥール・オペラ交響楽団 元首席クラリネット奏者
6歳からピアノ、次にクラリネットを始める。17歳でリヨン国立高等音楽院、そしてパリ国立高等音楽院に合格し、ミシェル・アリニョンとパスカル・モラゲスのクラスに入る。同校のクラリネット科を第一等、最優秀の成績で卒業。
2003年から2006年まで、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭管弦楽団のクラリネット奏者を務め、名指揮者のもとで演奏。2006年には、クラウディオ・アバド指揮グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団の首席クラリネット奏者を務めた。
演劇に情熱を注いでおり、音楽の勉強と並行して、アニエール・スタジオで俳優としての訓練を受け、その後トゥールーズ国立劇場で学んだ。
2010年、トゥール・オペラ交響楽団に首席クラリネット奏者として入団し、2022年まで同職を務める。
教育にも熱心で、リュエイユ・マルメゾン地方音楽院の教授を務めていた。2011年よりリヨン地方音楽院にてのクラリネットと室内楽の教授を務める。また、パリ国際音楽アカデミーやロゼール国際音楽アカデミーなどの講習会でも教鞭をとっている。フランス国内外で定期的にマスタークラスを開催。
サクソフォン
アレクサンドル・スーヤ
クラマール県立音楽院教授
ソルボンヌ大学にて音楽学の学士を取得、その後パリ国立高等音楽院修士課程、第3課程、室内楽科、即興科を優秀な成績で卒業。2010年にフランスで名誉とされる、フランス音楽・芸術家著作権協会主催のレヴェラシヨン・クラシック新人賞を受賞。第5回アドルフサックス国際コンクール第3位受賞、アヴァンセーヌコンクール優勝、ソシエタ ウマニタリア国際コンクールで最優秀賞を受賞する等数々の国際コンクールで優秀な成績を残した。
現代音楽の分野においても深く精通しており、自身が所属するアンサンブル インソリトゥスで数々の作曲家のプロジェクトへの参加や、現代音楽室内オーケストラ、アンサンブル・アンテルコンタンポランや、アンサンブル・イティネレール等の公演にも参加。
現在はヨーロッパを中心に世界各地でリサイタルや講演会を行う傍ら、クラマール県立音楽院教授として後進の育成に努めている。
ヨアキム・シエスラ
ザイール・サクソフォンカルテット
パリ13区音楽院教授
音楽家の家庭に生まれたヨアキム・シエスラは、リヨン郊外でサクソフォンを始め、リヨン地方音楽院に入学。2ナント国際サクソフォンコンクールで1位を受賞した後、パリ国立高等音楽院サクソフォン科、室内楽科修士課程を満場一致で修了。国家教員資格(DE, CA)取得。
アンサンブル・アンテルコンテンポラン、ルーアン・オペラ管弦楽団、リヨン・オペラ管弦楽団などのオーケストラと共演。また、日本、中国、アルジェリア、イタリア、クロアチア、オーストリアのウィーン・コンツェルトハウス、イギリスのロンドン・ウィグモア・ホールで演奏。
ザイール四重奏団の創設メンバーとして、2017年に第9回大阪国際室内楽コンクールで優勝、2019年にはマンハッタン、ウィーン、ベルリン国際音楽コンクールにて最優秀賞受賞。
2014年「le Collectif de l’Autre Moitié」に参加し、音楽物語「Halb l’autre moitié」や「Loin de Garbo」を制作。2018年にシャルル・クロス・アカデミーのグランプリを受賞。
安井寛絵
アルジャントゥイユ県立音楽院教授
電子音楽や、映像を用いた現代音楽作品の研究を精力的に行っており、数々の作曲家とコラボレーション活動をし、多くの初演作品を発表。コンテンポラリーダンスや映像、無声映画、電子音響と即興演奏を取り入れた多様なジャンルの演奏形態を展開し、フランスを中心にヨーロッパ、南米等で演奏会やマスタークラスを行っている。
現在、国家教員資格養成機関の指導員や審査員を務めるほか、アルジャントゥイユ音楽院のサクソフォーン科教授、室内楽科講師として後進の指導、育成にも尽力している。
長野県小諸高校音楽科卒業後、東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業。パリ国立高等音楽院サクソフォーン科修士課程、即興演奏科、室内楽科、すべての学科を審査員全員一致の最優秀賞で卒業し、同音楽院第三課程DAI現代音楽演奏科を修了。Cefedem (高等芸術教育センター)にて教育学を学び、フランス国家音楽教員資格を取得。
在学中にはアドルフサックス国際コンクール =フランス ソリスト部門優勝、日本管打楽器コンクール第3位受賞、スロベニア国際コンクール第2位受賞、UFAM国際コンクール審査員全員一致 で優勝並びにビュッフェクランポン賞受賞、 ピカルディ音楽コンクール一等賞受賞、レオポールベラン音楽コンクール一等賞受賞など、数々のコンクールにて優秀な成績を収めている。
ニコラ・ミゼン
ドローム室内管弦楽団のディレクター
オルネー=ス=ボワ県立音楽院教授
フィンランド・シベリウスアカデミーにてサクソフォン修士号を取得後、パリ国立高等音楽院で教育学を学び、国家教員資格(CA)取得。
フランス、オーストリア、フィンランドを拠点に、フィルハーモニー・ド・パリ、ヘルシンキ・ミュージック・センター、ウィーンのシェーンベルク・センター、ケ・ブランリ美術館のホール、リヨン・オーディトリアム、ランス・オペラ座、サル・コルトー、グルノーブル美術館のホールなどで演奏している。
クラリネット奏者のマチュー・ガイヤールやソプラノ歌手のマノン・グレイゼスとデュオで活動する他、トリオ・カーン、トリオ・スオメンラハティ、リヨン国立管弦楽団、フィンランド放送交響楽団、現代音楽アンサンブル、パスデロープ管弦楽団、メタモルフォーゼ管弦楽団、セセッション・オーケストラとも定期的に共演している。
現在、ドローム室内管弦楽団のディレクターを務め、オルネー=ス=ボワ県立音楽院およびハバネラ国際サクソフォンアカデミーにて後進の育成に努めている。
シモナ・カストリア
Ensemble du Bout du Monde
ジュヌヴィリエ県立音楽院教授
イタリア、ベルギー、フランスで学び、パリ国立高等音楽院修士課程修士号課程、同音楽院第三課程DAI現代音楽演奏科修了。
現在ソリスト、室内楽奏者として活動しており、サクソフォンカルテット・Ensemble du Bout du Mondeのアルトサクソフォン奏者を務める。また、エレクトリックギターとアコーディオンのトリオ・L’Impolieや、サクソフォンとヴィオラのデュオ・La Frangeでは音楽劇「À son Image」を制作。
フランスとイタリアの様々なオーケストラと共演し、ピエール=アンドレ・ヴァラード、ジュリアン・ルロイ、シモン・プルースト、レオ・マルグ、ピエール・ブルーズ、ジェームズ・フェデックなどの指揮者のもとで演奏。
演劇(Cie Frotter | Frapper、Cie Oceanomare)、ダンス(Cie Retourmont)など、さまざまな分野のアーティストと頻繁にコラボレーションし、LIKENアンサンブルの即興演奏家とも共演。また、サクソフォンの新しいレパートリーを積極的に追求し、若手作曲家(マエル・バイリー、ビオレータ・クルーズ、メグミ・オクダなど)や著名な作曲家(イヴァン・フェデレ、ステファノ・ジェルヴァゾーニ、アレクサンドロス・マルケアスなど)の作品を初演・再演している。
第6回アンドラ・サクソフォンコンクール6位、第1回Aexigentiaのコンクール1位など国際コンクールでの受賞多数。
ピアノ
ジャン=バティスト・フォンリュプト
リュエイユ・マルメゾン地方音楽院教授
パリ国立高等音楽院でブルーノ・リグットに、ベルリンのハンス・アイスラー音楽院でミヒャエル・エンドレスに師事。また、英国王立音楽大学でヨンティ・ソロモンに、モスクワ音楽院でエリッソ・ヴィルサラゼに師事した。
ジャン=バティスト・フォンリュプトのピアノは、バロックから現代音楽まで、遠く広く旅してきた。ラ・プロヴァンス紙は「完璧なテクニックと強い詩的センスを持つピアニスト」と書いた。
ヴァレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー管弦楽団、ポール・ダニエル指揮ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団、クリスチャン・バスケス指揮ベネズエラ・シモン・ボリバル交響楽団(SBYOV)、サン・テティエンヌ歌劇場管弦楽団など、一流オーケストラにソリストとして客演。世界各国で演奏活動を行っている。
現在、リュエイユ・マルメゾン地方音楽院で教授を務める。また、ニース夏期国際音楽アカデミーでも毎年教鞭をとり、フランス国内外の高等音楽院の入学試験対策を行っている。コニャック・コンクールやパリのヴィルトゥオーゼ・デュ・クール・コンクール、パリ国立高等音楽院入学試験など、さまざまな国際コンクールで定期的にゲスト審査員を務めている。
ヴァイオリン
マリー・シャルヴェ
リヨン国立高等音楽院教授
アンサンブル・アルス・ノーヴァ ヴァイオリン奏者
1971年生まれ。
16歳でパリ国立高等音楽院のピエール・ドゥカンのクラスで最優秀の成績を収め、ジャン・ムイエール、フランコ・グリ、ヘンリク・セリング、ユーディ・メニューインの各師に師事。
17歳でフィレンツェ国際室内楽コンクール・ヴィットリオ・グイで優勝。
バロックからコンテンポラリーまで、伝統的なコンサートや演出されたコンサートなど、常に多彩な音楽体験を求め、人間的、芸術的な出会いの多様性に魅力を感じている。
1999年から2009年までアンサンブル・クール=シルキュイのソロ・ヴァイオリンを務め、現在はアンサンブル・アルス・ノーヴァのメンバーとして演奏活動を行っている。
同時に指導にも情熱を注ぎ、1992年以来、演奏活動と指導を両立させている。2008年よりリヨン国立高等音楽院の教授を務め、定期的にアカデミーやマスタークラスに招かれている。
チューバ
ファビアン・ワルラン
パリ国立高等音楽教授
パリ国立オペラ座管弦楽団首席奏者
リヨン国立高等音楽院(メルヴィン・カルバートソンのクラス)を満場一致の一等賞で卒業。ゲブウィラー(フランス)とマルクノイキルヘン(ドイツ)の国際コンクールで受賞した。
これまでにパリ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、ボルドー国立管弦楽団、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団、リヨン国立管弦楽団、トゥールーズ国立管弦楽団、ローザンヌ管弦楽団(スイス)と共演。
2004年からパリ国立オペラ座管弦楽団のテューバソロ奏者を務める。また、パリ国立オペラ座金管五重奏団のメンバーであり、五重奏団「Turbulences – David Guerrier」のメンバーでもある。
ファビアンは、楽器奏者としての活動と並行して、テューバのための作品を作曲し(ビラウド版)、2015年にトゥール(フランス)の国際コンクールで委嘱された(クラルテ版)。
〈メルトン・マイネル・ウェストン〉のテューバ2250FW「TITAN 2」を開発。
2022年よりパリ国立高等音楽のチューバ科教授を務める。
チェンバロ・オルガン
イヴ・レヒシュタイナー
リヨン国立高等音楽院教授
@Mathieu Sartre
ジュネーブ音楽院でオルガンとチェンバロを、バーゼル・スコラ・カントルムでフォルテピアノと通奏低音を学ぶ。
ジュネーブ、プラハ、ブルージュなど数々の国際コンクールで入賞。1995年よりリヨン国立高等音楽院で通奏低音を担当するとともに、同音楽院の教授、そして古楽科長に就任した。
ソロ、アンサンブルの演奏活動の傍ら、オルガン用の編曲にも精力的に取り組んでいる。彼の演奏や録音プロジェクトには、バロック音楽から交響曲に至る幅広いレパートリーと、クラシックをはじめ、ジャズなど様々な分野のアーティストとの様々なコラボレーションが含まれる。
2014年からトゥ―ルーズ・オルガン音楽祭«Toulouse les Orgues »の芸術監督に就任し、クラシック以外のあらゆる分野の音楽にも門戸を開いている。
2023年9月、第9回武蔵野市国際オルガンコンクールの審査委員長として来日。
サービス料金
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