フランスに音楽留学を考えるとき、生活費の中で最も大きな割合を占めるのが家賃です。
日本でも東京と地方で家賃が大きく違うように、フランスも首都パリと地方都市では相場が大きく異なります。
しかも近年は、物価上昇と円安の影響で、留学生にとって経済的な負担がますます重くなっています。
「パリで暮らすにはどのくらい必要?」
「地方ならもう少し安く抑えられる?」
留学に必要な資金をきちんと計画するためには、最新の家賃事情を知ることが大切!
この記事では、最新データをもとにフランス主要都市の学生向け家賃相場をランキング形式でご紹介します。
さらに、家賃を抑える方法や留学生が利用できる制度もあわせて解説していますので、留学資金準備の参考にしてみてください!
1€あたりの日本円はこの記事を執筆した2025年9月現在の金額1€=170円で計算しています
フランス都市別家賃ランキング|学生向けアパートの相場

ここで、フランス主要都市の2024年都市別家賃平均をまとめてご紹介!
都市名 | 家賃(ユーロ) | |
15位 | レンヌ Rennes | 466 |
14位 | メッツ Metz | 467 |
13位 | グルノーブル Grenoble | 473 |
12位 | ナント Nantes | 511 |
11位 | トゥールーズ Toulouse | 514 |
10位 | リール Lille | 524 |
9位 | モンペリエ Montpellier | 533 |
8位 | ストラスブール Strasbourg | 547 |
7位 | ボルドー Bordeaux | 562 |
6位 | ラ・ロシェル La Rochelle | 565 |
5位 | マルセイユ Marseille | 566 |
4位 | ビルールバンヌ Villeurbanne | 575 |
3位 | リヨン Lyon | 598 |
2位 | ニース Nice | 664 |
1位 | パリ Paris | 907 |
まず、フランス国内で一番家賃が高いのは、もちろんパリ市内。
パリ市内の一人暮らし向けアパートの平均価格は、なんと907€(日本円で約15万円)という結果になりました。
パリ近郊だと少し価格は抑えられますが、他の地方との差は歴然です!
ここに載っていない都市はもっと家賃が安いということなので、現在パリ市内の家賃は地方都市の約1.5 – 2倍という結果に。
フランスで家賃を抑えるためには?
こんなに高い家賃は払えない…!という声が聞こえてきますが、フランスにはCAF(La Caisse d’Allocations Familiales)という機関があり、学生向けに家賃補助(APL=Les aides personnelles au logement)を行なっています。
条件を満たせば、毎月100〜300€ほど支給されるんです。
部屋の広さや所得によって、もらえる金額は変わりますが、とてもありがたい制度ですよね。
所得については前年度の確定申告のデータが、自動的にCAFに反映されます。
確定申告については、こちらの記事をお読みください!

また、学生寮を申請したり、ルームシェアをしたりすれば、もちろんその分安くなります。
家探しは難しいと思いますが、これを読んでいる皆さんが良い物件に巡り会えますように!
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