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日本の音大、そしてパリ・リヨンの音楽院での経験と学びを、次の世代へ繋げたいークラリネット奏者・井上朋実インタビュー

みなさんこんにちは!アドバイザーの袴田美帆です。

このたび、パリ地方音楽院とリヨン国立高等音楽院を卒業し、日本で演奏活動を行っているクラリネット奏者・井上朋実が、新たにMusic Discoveryアドバイザーに就任いたしました!

リヨンに留学経験のある初めてのアドバイザーとして、リヨン国立高等音楽院やリヨン地方音楽院に関する情報も発信してまいります。

このインタビューでは、留学を決意したという講習会や、ハイレベルで刺激的な音楽院生活の様子がお読みいただけます。

通訳・フランス語教師としても活動する井上の、フランス語レッスン情報も必見です!

井上 朋実 Tomomi Inoue
奈良県出身、横浜市育ち。2016年国立音楽大学を首席で卒業。卒業時に武岡賞を受賞。皇居内桃華楽堂にて皇后陛下主催の御前演奏会に出演。ヤマハ管楽器新人演奏会に出演。第6回ヤング・クラリネッティストコンクール入選、パルテノン多摩賞受賞。第9回クラリネットアンサンブルコンクール第一位、同時にグランプリ受賞。
2014年第1回NONAKAクラリネット・アカデミーにてフィリップ・ベロー氏セルマー・パリ奨励賞を受賞。2016年第7回岩谷時子賞「岩谷時子Foundation for Youth」受賞。これまでにクラリネットを飯島泉、武田忠善、生島繁、大和田智彦、松本健司、エマニュエル・ヌヴー、フランク・アメ、ポール・メイエ、ニコラ・バルディルの各氏に師事。2017年6月パリ地方音楽院Concertiste課程を審査員満場一致の最優秀の成績で卒業。
その後リヨン国立高等音楽院に入学し、修士課程を最優秀の成績で卒業。2021年PMFに参加。フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、リヨン国立歌劇場管弦楽団、オーヴェルニュ室内管弦楽団、トゥーロン歌劇場交響楽団に客演。2024年4月より新日本フィルハーモニー交響楽団 契約団員(期間限定)
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目次

楽器を始めてからフランスに留学するまで

オード・カミュ氏のクラリネットマスタークラス、リヨン国立高等音楽院にて

袴田:まず、井上さんが楽器を始めたきっかけを教えていただけますか?

井上:母が家でピアノを教えていたので、音楽が身近にある環境で育ち、私も幼い頃からピアノを習っていました。

その後、中学校の吹奏楽部でクラリネットを始め、高校でも続けました。

袴田:私も中・高と吹奏楽部でした!

その後、井上さんが音楽大学に進まれたきっかけは何ですか?

井上:母が音大を卒業していたこともあり、進路を迷っていた際に音大も考えるようになったんです。

それまではレッスンを受けたことすらなく、高校2年生の時に初めて、音楽の先生の紹介で、NHK交響楽団 首席奏者の松本健司先生のレッスンを受けました。

松本先生はパリ国立高等音楽院を卒業されています。

また、同時にシエナ・ウインド・オーケストラの飯島泉先生にも師事し、国立音楽大学教授(以下:国音)のルーアン地方音楽院を卒業された武田忠善先生を紹介していただきました。

袴田:素晴らしい先生方との出会いですね!

レッスンを始められた頃から、フランス色が強かったのでしょうか?

井上:そうなんです。

クラリネットを習い始めてすぐの頃、武田先生に「ビュッフェ・クランポン社が毎年開催している欧日音楽講座に参加したら?」と勧められ、パリ国立高等音楽院元教授の、ミシェル・アリニョン先生のレッスンを受けました。

ミシェル先生は、音楽に対して厳しいお方で、とても緊張したのをよく覚えています。

ですが、人生で初めて聞く生のフランス語に、先生の深い音色、そして音楽性溢れる演奏はとても刺激的で、一気にフランスへの憧れが募りました。

なので、音大受験と同時に留学も意識し始めましたね。

袴田:楽器を習い始めてすぐに本場の音楽に触れられたなんて、素敵ですね!

井上:そうなんです!先生方とのご縁に感謝しています。

国立音楽大学時代に、フランスの講習会へ参加

国立音楽大学時代に、フランスの講習会へ参加 (ミジークアルプの講習会にてクラスのみんなで登山)

井上:大学は国音に入学し、生島繁先生にご紹介いただいた、イタリア・キジアーナ音楽院の夏期講習会に参加しました。

生島先生は、21年間フランスのトゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団で、首席クラリネット奏者を務められた方です。

その講習会で、ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団に所属している2人のフランス人女性クラリネット奏者に出会いました。

お2人は、当時フランス語が全く話せず、拙い英語でしかコミュニケーションを取れない私に、とても優しくしてくれました。

そんな彼女たちが、講習会の後、フランスの教育事情を詳しく教えてくれて、留学のアドバイスも沢山してくれたんです。

袴田:そこでも素敵な出会いがあったんですね!

井上:ラッキーだったと思います。

この講習会での経験を通して、留学するならフランス語力がとても大事だ!と痛感したので、大学2年生から卒業するまで、清水康子先生に文法をみっちり教えていただきました。

3年生の時に、国音で板倉康明先生のソルフェージュのクラスに入り、フランスのソルフェージュ教育を受けたことで段々とフランス留学が現実味を帯びていきましたね。

また、4年生の時は、エマニュエル・ヌヴー先生のクラスに入れていただき、フランス語でレッスンを受けていました。

日本にいながらフランス語のレッスンに慣れることができたので、ヌヴー先生にはとても感謝しています。

その後、ティーニュで開催されているムジークアルプ夏期国際アカデミーにも参加しました。

複数のセッションを受講して、様々な先生のレッスンを受けられたので、どの先生に習いたいかを自分で決めることが出来ました。

その中で、パリ地方音楽院で教えていらっしゃるフランク・アメ先生(以下:アメ先生)に習い、プロへの登竜門である国立高等音楽院に通いたい!という思いから

「留学したら国立高等音楽院を受験したい」という目標が出来ました。

袴田:そこで留学へのお気持ちが固まったんですね!

フランスの音楽院選び、受験の準備

ムジークアルプの講習会にてアメ先生クラスのみんなと

袴田:留学に行かれたのは、大学を卒業された年ですか?

井上:そうですね。

国音を卒業した年の夏、再びムジークアルプ夏期国際アカデミーを、音楽院の受験準備のために受講しました。

当時は、国立高等音楽院以外の音楽院の入試が9月〜10月にあったんです。

そこで再びアメ先生のクラスに入り、パリ地方音楽院で先生のクラスに入りたいと伝えたのですが「私も君と一緒に勉強したいと思っているけれど、入試の審査員は私だけではないし、合格の保証が出来ないから、他の学校にも願書を出した方が良いよ」と言われました。

なので、私立のエコール・ノルマル音楽院に登録し、ヴェルサイユ地方音楽院にも願書を出しました。

袴田:ちゃんと滑り止めの提案をしてくださって、生徒思いの先生ですね。

井上:そうなんです。音楽院の入試がどんなシステムなのか、行ってみるまでよく分からなかったので、とても助かりました。

そして、9月のパリ地方音楽院受験の日、控室にはムジークアルプ夏期国際アカデミーに参加していたフランス人が沢山いて、みんな優しく入試の流れを説明してくれました。

袴田:知っている人がいると安心しますよね。

パリ地方音楽院受験前に、ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団の演奏会を聴きに

井上:そうなんです!

でも、このとき受験した人のほとんどが、幼い頃からパリ地方音楽院に通っている子たちだったんですよ。

彼らは進級のために入試を受けていて、中には9歳からフランク・アメ先生に習っている子もいて驚きました!

入試には初見の試験もあって緊張しましたが、演奏前に3分ほど譜読みの時間を貰えたので、落ち着いて挑むことが出来ました。

その結果、第1志望だったパリ地方音楽院に合格し、私の留学生活が始まりました。

袴田:フランスの管楽器ってレベルが高いですし、素晴らしいですね!

全員が国立高等音楽院を目指す?!パリ地方音楽院での生活

パリ地方音楽院オーケストラでの本番の後、クラリネットクラスの子達と

袴田:クラスには若いフランス人が多くて、外部からの合格者が少なかったとのことですが、そんなパリ地方音楽院での様子を教えていただけますか。

井上:クラリネット科の場合、Consertiste課程に在籍するほぼ全員が国立高等音楽院を目指し、受験の準備をしていました。

なので、入学直後から、エチュード3曲とコンチェルトを仕上げる課題を毎週いただきました。

また、フランス音楽に合った音色作りを学ぶため、シルベストリーニ作曲・オーボエのための6つの練習曲に取り組み始めました。

この6曲は、モネ、ピサロ、ルノワール、ブダン、マネの同名の絵に基づいて作曲されたのですが、実際にパリの街を散歩し、風景を楽しみ、その空気感を感じながら曲に向き合えたので、イメージが掴みやすかったです。

ただ、課題の量がとにかく多かったので、留学1年目は必死に楽譜を読み、ひたすら練習していたのを覚えています。

袴田:すごくハイレベルなレッスン内容が伝わってきます。

さらに、一緒に頑張る仲間がいる環境はありがたいですよね!

井上:そうなんです。

同じクラスの子のレッスンは、毎週聴講し合っていました。

休み時間には、みんなでカフェをしたりご飯を食べたり、楽しく過ごしていましたが、受験のライバルでもあるので、ほどよい緊張感もありました。

また私の場合、アメ先生とポール・メイエ先生(以下:メイエ先生)のレッスンが毎週1時間ずつあったので、とても充実していました。

袴田:地方音楽院でも2人からレッスンが受けられるのですね!

井上:はい。アメ先生は息の使い方から強弱の幅、間の取り方など、どのような技術を使って音楽を表現するのかを教えてくださいました。

メイエ先生は、音楽への向き合い方など、音楽家として大切なことを沢山お話ししてくださいました。

「僕たち音楽家は、常に洋服の世界で言うオートクチュールを目指さないといけない」

「自分の出している音のアタック、音質、音色、音程など全てにこだわりを持って練習しなさい」

というお言葉は何年経ってもずっと心に残っています。

また、入試の直前には、外部講師を招いてのおさらい会もあり、演奏後には講評もいただけたので、最後の最後まで詰めることができました。

ただひとりで頑張るのではなく、クラスみんなで一緒に合格目指して精進するという雰囲気だったので、とても刺激になりました。

リヨン国立高等音楽院での4年間

ニコラ先生の所属されるフランス放送フィルハーモニー管弦楽団に、エキストラで参加させていただいた時

袴田:CNSMの受験って精神的にも体力的にもきついですよね。

井上:人生で一番楽器と向き合った期間でしたね。

袴田:リヨン国立高等音楽院は、修士課程で入られたのですか?

井上:いいえ。私が受験した年は、リヨン国立高等音楽院クラリネット科教授のニコラ・バルディル先生に「今年、修士課程には席がない」と言われていたので、学士課程で受験しました。

ただ私の場合、既に日本で国立音楽大学を卒業していたので、本来3年間の学士課程を2年に短縮し、学士2年+修士2年=合計4年で卒業しました。

袴田:そうだったんですね。

CNSMの学校生活で印象に残っていることはありますか?

井上:沢山あるのですが・・・

まず最初のレッスンで、在校生たちが何人か聴講に来ていてとても緊張したのを覚えています。

私もクラスメイトのレッスンを聴講したのですが、皆のレベルの高さに驚きましたね。

自分も頑張らなければ!と奮い立たせられました。

初めはみんなについていけるか不安でしたが、ニコラ先生が毎週何を意識して練習するべきなのかを的確に教えてくださったおかげで、迷走することなく進むことができました。

技術に問題がある場合も、何が原因なのか?それを解決するにはどうしたら良いか?毎回分かりやすく丁寧に教えてくださり、とても助かりました。

また、CNSMではクラリネットのレッスンの他にも、室内楽や合唱、アナリーゼ、音楽文化論など沢山の授業があったので忙しかったです。

どんなに授業が多くても練習時間は確保したかったので、22時まで学校に残って練習したりしていました。

また、学士課程の途中からオーケストラのエキストラのお仕事もいただくようになったのですが、リヨン国立は出欠数がとても厳しかったので学業と仕事を両立出来る様にスケジュール管理にも気を配っていました。

袴田:お仕事にも繋がっていて素敵です。

コロナ禍での留学生活

リヨン国立の修士課程の卒業試験が終わった後

袴田:井上さんは、コロナ禍もフランスで過ごされましたか?

井上:はい。修士課程の時にコロナが流行し、クラリネットのレッスンは対面であったのですが、座学の授業は全てオンラインになりました。

修士課程では論文を書かないといけないのですが、そのタイミングで家でゆっくり時間を取れたのは良かったです。

袴田:コロナ禍をうまく活用されたのですね!

ちなみに論文はどのようなテーマで書かれたのですか。

井上:浮世絵から考察するジャポニズムについてです。

音楽という縛りはなく、テーマは好きに決められたので、自分が興味のある印象派を選びました。

クロード・モネやゴッホが元々好きで、音楽も印象派の時代の作品に元々惹かれることが多かったので、このテーマにしました。

ジヴェルニーにあるクロード・モネのお家を訪れた時も浮世絵が沢山飾ってあり、とても印象的だったんです。

袴田:フランスは美術館も沢山ありますし、それについて勉強をした後に見る世界もまた違って見えそうですね。

井上:そうなんです。フランスは学生証があれば無料で入れる美術館が沢山ありますし、コンサートだけでなく、美術館も色々と訪れるといいと思います。

せっかく異国に住んでいるので音楽以外のフランス文化に触れたいなと思い色々と観光したりフランス人の友達とホームパーティーをしたり色々なことをしていました。

帰国後の活動について

2023年 欧日音楽講座にて

袴田:それでは、日本に帰国されてからの活動についてお伺いできますか。

井上:今は主に、エキストラとしてオーケストラや吹奏楽の演奏会に参加させていただいています。他にもソロや室内楽の演奏会を開催したり、2024年4月からは新日本フィルハーモニー交響楽団の契約団員として演奏活動を続けています。

また、フランス語のレッスン通訳や、インタビュー通訳、留学生へ向けてフランス語レッスンもしています。

私が高校生の時に参加した、ビュッフェ・クランポン社主催の欧日音楽講座に通訳として呼んでいただいたときは、フランス語の勉強を頑張ってきて良かったと思いました。

こちらの通訳は、今年も担当させていただきます!

私のように、この講習会をきっかけにフランス留学に興味を持つ子たちがいるので、通訳をしながら応援できるのが嬉しいです。

袴田:通訳されるときに何か気を付けていることはありますか?

井上:レッスン通訳は、先生の伝えたいことがなるべく早く生徒さんに伝わるよう、とにかく早く分かりやすく訳すことを意識しています。

そのときは、完全な直訳というよりも、音楽のレッスンとしてどんな言葉が適切かをいつも考えていますね。

それに対し、インタビュー通訳の際は、なるべく直訳をして私個人の意見が入らないように気を付けています。

また、会話の雰囲気が伝わるのも大事だと思うので、なるべく明るい雰囲気になるように言葉を選びます。

袴田:フランス人が使う単語ってそれぞれイメージがありますし、文化が言葉に出ていますよね。

井上:はい。例えばレッスン中には、和声進行に沿ったフレージングの話なども多く出るので、それらは噛み砕いて説明を加えることもあります。

袴田:確かに、フランスでは和声進行がすごく大切にされていますよね。

この和声が盛り上がるところだから、ここにテンションを持っていって〜、なんて言われたりします。

井上:フランスはアナリーゼ教育が進んでいますし、先生方もフレージングは常に意識して演奏されているイメージがあります。

袴田:先生の言葉だけでなく、フランスの風潮や文化などを補足しながら、わかりやすく伝えることに、通訳の技術が求められますね!

Music Discoveryのアドバイザーとして

リヨン国立高等音楽院の校舎からの風景

袴田:これから井上さんも、Music Discoveryのアドバイザーとして一緒にお仕事していきますが、具体的にどんなサポートを担当するかお伺いできますか?

井上:フランス語レッスンと留学サポートです。

フランス語レッスンでは、留学時にフランス語がある程度話せるよう、一人ひとりのレベルに合わせたレッスンをします。

私は特に発音を大切にしていて、フランス語初心者でも自力で読めるようになるので、より早くフランス語をマスターする事ができます。

音楽も楽譜が読めないと、自力で演奏することは難しいのと同じですね。

私自身、発音のルールを知らなかった時は、毎回カタカナで丸暗記をしていたのですが、それでは効率が悪いことに気付いたんです。

初めから綺麗な発音を身につけることが、確実に上達の近道になりますよ。

また複雑な文法も、実際に使うものから順に、丁寧に説明していきます。

初心者でも話せるようになるコツをお教えするので、一緒に語学準備を頑張りましょう!

また、留学サポートでは、フランス留学を考えている方たちがどのような選択肢があるのか、一緒に考えていきます。

皆さんの夢の実現のために、音楽院や先生の紹介など、私に出来ることは全力でサポートさせていただきます。

袴田:井上さんはパリに1年滞在後、リヨンに5年間住まれていたということで、リヨン国立高等音楽院やリヨン地方音楽院の情報にも詳しいですよね。

井上:そうですね。パリは都会すぎて苦手かも…という方は、リヨンへの留学も是非考えてみてください。

小さい街ですが、フランス第2の大都市なので、生活や買い物には困りません。

家賃もパリに比べて安いので、留学費用を抑えることもできますよ!

16歳から27歳の方は、MAX JEUNEという月79€で6回までフランス国内の新幹線に乗れる制度を利用して、リヨンに住みながらパリの演奏会へ行ったりすることもできます。

リヨン国立高等音楽院やリヨン地方音楽院に通う日本人も多く、卒業してから現地就職し、そのまま残っている友人もいます。

南仏に近いので、南仏でのエキストラのお仕事もよくありました。

バカンスにも最適ですね!

袴田:貴重な情報をありがとうございます。

パリ以外の情報を、Music Discoveryのコンテンツでもどんどん広げていきましょう!

留学を考えている方へのメッセージ

袴田:最後に、留学を考えている方たちにメッセージをお願いします。

井上:とにかく、渡仏前にフランス語(または英語)を勉強することをお勧めします。

というのも、せっかく現地に住むのにフランス語が分からないと、日常生活でも困ることがあるからです。

フランスは日本と違って、事務手続きなど、自分で交渉できないと損をすることが多いんですよね。

だから、自分を守るためにも、意思を伝えられるだけの語学力はつけておきましょう。

音楽院のレッスンだけを考えると、音だけ聴いて吸収出来ることもあるかもしれません。

でも、言葉をしっかり理解することで、先生方がどのような考えで音楽に向き合っているのかが分かるので、それは何年経っても頭に残りますよ。

あとは、留学前に、マスタークラスでも講習会でもいいので、可能な限り色々な先生のレッスンを受けてみてください。

そうすることで、自分が本当に習いたい先生を探す事ができ、その先生に習うためにはどの道を進むのが良いのか?という進路が、自然に見えてくると思います。

学びたい!という情熱が、人生を豊かにしてくれるのではないでしょうか。

今は年齢関係なく様々な形で留学出来ますし、是非色々な体験をしてみてください!

袴田:ありがとうございます。井上さんのアドバイザー就任に伴い、フランス語レッスンもリニューアルしました!

これからも、皆さん一人ひとりに寄り添った留学サポートをお届けできるよう、アドバイザー一同より一層努めてまいります。

迷っている方は、どうぞお気軽にご相談くださいね!

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