この投稿では、ビザ申請なしで行けるフランス短期留学をご紹介します。
短期留学では最長3ヶ月間フランスに滞在し、講習会に参加したり、語学学校に通ったり、プライベートレッスンを受講したりすることができます。
「長期はなかなか難しいけれど、短期でフランスに行ってみたい!」という方。
この投稿では、滞在期間を以下の3パターンに分けて、滞在中にできることとその費用をご紹介します。
①1〜2週間
②1ヶ月
③3ヶ月
費用に関しては 少しの時期の差や、留学する都市によって大きく変わってきますので、一例として参考にしてみてください!
1〜2週間のフランス短期留学
1〜2週間のフランス滞在でできること
長期休暇が取得できない社会人の方や忙しい学生の方が、旅行がてらフランスに行ってみたいと思ったときに、一番実現しやすい期間ですね。
この期間で効率よく学べるおすすめの方法は、音楽講習会に参加することです。
フランスでは、1年中 (夏は特に) 各地で講習会が開催されています。
宿泊施設が用意されている講習会も多いので、日本からでも安心して参加することができますよ!
講習会の日程が合わなければ、旅行を兼ねてプライベートレッスンを受講したり、音楽院レッスンを聴講することも可能です。
プライベートの場合、練習場所の確保が難しかったり先生の都合が急に変わってしまうこともありますが、しっかりと計画すれば、新たな出会いがたくさん待っていますよ!
滞在費用①:フランスの講習会に参加
フランスの講習会(1〜2週間)に参加する際にかかる費用は、およそ50万円。
内訳の例を以下にご紹介するので、参考にしてみてください。
往復航空券:約20万円
講習会参加費 (食費・宿泊費込):1,000〜1,500ユーロ(約16〜25万円)
講習会前後の宿泊費、雑費:約5万円
滞在費用②:プライベートレッスンを受講
1〜2週間のフランス滞在でプライベートレッスンを受講する場合
まず前提として、フランスのホテルやアパートは1泊1部屋あたりの値段なので、1人より複数人で宿泊した方がお得になります。
往復航空券:約20万円
宿泊費:約15〜20万円
食費:約5万円
レッスン代:約1〜2万円
プライベートレッスンのために渡仏する場合、現地で一番の出費はやはり宿泊費。
貸アパートなどを利用して、リーズナブルかつ安全な宿泊施設を見つけたいですね。
また、プライベートレッスンの他に、先生の許可があれば音楽院の見学も可能です。
レッスンを聴講するのにお金はかかりませんので、うまくタイミングが合えばそれだけでも充実した滞在になるでしょう。
以上を踏まえると、フランスの講習会に参加する場合も、旅行がてらフランスに滞在する場合も、約50万円が予算の目安となります。
1ヶ月のフランス短期留学
1ヶ月間のフランス滞在でできること
長期休暇等を活用して1ヶ月間フランスに滞在できれば、できることがかなり広がります。
講習会に参加してからアパートを借りて観光したり、コンサートに足を運んだり、プライベートレッスンを入れてみたり。
さらに、語学力をアップさせたい方は、現地の語学学校に通ってみるのもおすすめです。
アドバイザーの袴田は、大学のプログラムを利用して1ヶ月間リヨンの語学学校に通いました。
初めてのヨーロッパでフランス語も初心者でしたが、語学力がアップしただけでなく、フランスの雰囲気にも慣れて翌年の長期留学に繋がりました。
また、1ヶ月あれば、国内旅行やヨーロッパ内の国外旅行も計画できますよ!
滞在費用①:語学学校+プライベートレッスン
ここでは、1ヶ月語学学校に通いながら個人レッスンを受講すると仮定して、滞在費用を計算してみます。
往復航空券:約20万円
語学学校(週20時間):700〜1,000ユーロ(約10〜16万円)
宿泊費(学生寮):400〜700ユーロ (約6〜11万円)
宿泊費(アパートホテル):700〜1,200€ (約11〜20万円)
ある程度大きな語学学校に登録すると、提携している学生寮に申し込むことができるのでおすすめです。
(※開始時の2ヶ月前に締め切ることが多い)
ここにレッスン料、練習室代や食費をプラスすると、約40〜70万円がおおよその予算となりますね。
滞在費用②:講習会に参加+前後にフランス滞在
次に、講習会に参加+前後に滞在期間をプラスして1ヶ月間滞在する場合を考えてみます。
往復航空券:約20万円
講習会参加費 (食費・宿泊費込):1,000〜1,500ユーロ(約16〜25万円)
講習会前後の宿泊費、雑費:約10-30万円
宿泊費(アパートホテル):700〜1,200€ (約11〜20万円)
滞在する都市や生活スタイルによって、予算にはかなりの差が出てきますが、約50〜80万円ほど用意できれば充実した滞在を実現することができます。
講習会やプライベートレッスン、音楽院見学などをうまく組み合わせて、自分だけの短期留学を目指しましょう!
3ヶ月のフランス短期留学
3ヶ月の滞在でできること
ビザ申請なしで1番長く滞在できるのが3ヶ月。
3ヶ月の休みを取るのはなかなか難しいと思いますが、3ヶ月あれば実際の留学生活を十分に体験できます。
また、リモートワークが普及した現在では、フルタイムで働きながら短期留学を実現された方もいらっしゃいます。
Music Discoveryでもインタビューさせていただいたので、ぜひ参考にしてみてください!
滞在費用
1ヶ月以上の滞在では、長期で住む家賃とほぼ同じ値段でアパートを借りられることが多いです。
それを踏まえた上で、3ヶ月間にかかる予算の例をご紹介します。
往復航空券:約20万円
講習会参加費 (食費・宿泊費込):1,000〜1,500ユーロ(約16〜25万円)
語学学校やプライベートレッスン代など:約20万円
宿泊費(アパートホテル):1,500〜3,000€ (約20〜45万円)
講習会に参加したり、語学学校に通ったりしながら3ヶ月間短期留学を実現するには、約70〜90万円の費用がかかってきます。
削れる費用は人によって様々ですが、限られた予算で充実した滞在を実現できるよう、私たちと一緒に頑張りましょう!
フランス短期留学まとめ
短期留学の中には様々な選択肢がありますし、実際にかかる費用も人それぞれ。
旅行の頻度、語学学校のコース、プライベートレッスンの回数など、やりたいことによって予算も変わってきます。
ですが、お金をかけなくてもできることが沢山あるのがフランス!
音楽院の見学をして色んな先生に会ってみたり、音楽院の生徒さんたちと繋がったりして新しい出会いが生まれたら、お金に換えられない価値がありますよね!
また、26歳未満だと多くの美術館に無料で入れますし、コンサートのチケットも安く購入することが出来ます。
ご希望の時期と予算があれば、Music Discoveryでも様々なプランをご提案できますので、お気軽に無料カウンセリングでご相談くださいね。