留学生活が長くなると、時々無性に恋しくなるのが日本の味。
フランスの料理ももちろん美味しいですが、やはり日本食は特別なものです。
アドバイザーたちも、留学中に何度も「どうしても日本食が食べたい!」と感じた経験がありました。
そんな時に役立つのが、フランスで日本食を手に入れる方法を知っておくこと。
この記事では、フランス留学中に日本食が恋しくなった時に活用できる、便利な情報をご紹介します。
アジア食材が買える場所を覚えておく
まずは、アジア食材が手に入るお店を覚えておくのが大事です。
フランスには日本食材を扱うスーパーがいくつかあります。
特にパリは、日本食材の選択肢が多く、日本の調味料や食品が手に入りやすい街です。
自分の住んでいるエリアにどんなアジア食材店があるかをチェックしておきましょう。
パリの定番:K-Mart
日本食材を探すなら、パリでは「K-Mart」が定番!
韓国系のスーパーですが、日本食材も豊富に揃っています。
アジア系の野菜や肉、調味料やスナック、冷凍食品、さらにはお惣菜やお弁当まで販売しています。
特に、納豆や豆腐、キムチ、薄切り肉やカット済みの鶏肉など、日本食作りに必要な食材が一気に揃いますよ!
パリ市内に5店舗あり、営業時間も長めなので、忙しい学生でも立ち寄りやすいのがポイントです。
住所:4-8 Rue Sainte-Anne, 75001 Paris
日本食材専門の老舗スーパー:Kioko
日本食のお店でもう一つのおすすめは「Kioko」
パリの日本食材店の中でも、特に安心してお買い物ができるお店です。
和菓子やお茶、珍しい日本の調味料まで揃っていて、探しているものはほぼ見つかるはず。
地元の日本人だけでなく、日本文化が好きなフランス人にも人気があり、スタッフの方々も日本語で対応してくれます!
特にKiokoブランドの納豆は、どんな納豆よりも安くて美味しいので、アドバイザーの袴田は冷凍庫がいっぱいになるまで買い溜めしていました。
パリ2区と4区にあるので、行きやすい方にぜひ立ち寄ってみてください!
住所:46 Rue des Petits Champs, 75002 Paris
Tang-Frèresなどの中華スーパー
パリには日本食材専門店以外にも、アジア全般の食材を扱うスーパーが多数あります。
パリやパリ近郊に10店舗ほどあるTang-Frèresという中華スーパーも、日本食材が揃う隠れた宝庫。
特に冷凍食品や野菜、肉、魚の品揃えが豊富で、日本食を作る際に必要な材料を見つけやすいです。
値段も手頃なので、留学中の節約にも役立ちます!
大きめの中華スーパーでは、お米や味噌、豆腐、調味料など、必要なものがほぼ揃うので、ぜひ家の近くのお店を見つけてみてください。
住所:48 Av. d’Ivry, 75013 Paris
フランスの食材で作る日本食のコツ
近くにアジア食品店が全然ない…と言う方は、フランスで手に入る食材だけでも日本食を作ることは可能です。
限られたフランスの食材だけで、日本食をアレンジして作るのも楽しいですよ!
例えば、みりんの代わりにアガベシロップや蜂蜜、白ワインや砂糖を混ぜだり、米酢の代わりにアップルサイダービネガーを使ってみたりすると、ほとんどの味付けは攻略できます。
また、オーガニックスーパーでは、有機野菜や海藻、豆腐が手に入りやすいので、新鮮な素材を使ってヘルシーな和食を作ることができます。
日本食材が手に入りづらい場合でも、現地の食材を上手にアレンジして日本の味を楽しむことがでるので、ぜひ試してみてください!
手軽に魚が手に入る冷凍食品専門店・Picard
フランスで生活していると、日本のように手軽に新鮮な魚を手に入れるのはとても難しいです。
でも、そんな時に頼りになるのが冷凍食品専門店のPicard。
Picardの魚は、鮮度を保ったまま急速冷凍されているので、解凍後でも美味しく食べることができます。
特におすすめなのがカツオと鯖。
どちらも解凍したらそのまま生で食べられるのが嬉しいポイントです。
留学中、アドバイザーの袴田はPicardのカツオで何度もカツオのたたきを作り、Picardの鯖を使って仕込んだ鯖寿司も何度もリピートして楽しんでいました。
手軽に手に入るのに、本格的な味わいを楽しめるPicardの魚。
フランス全国ですぐ手に入るので、ぜひ皆さん活用しましょう!
さいごに
フランスで日本食が恋しくなった時でも、意外と多くの選択肢があります。
日本食材の豊富なスーパーやフランスの食材を活用して、自炊で日本の味を楽しみつつ、たまには日本食レストランやラーメン店で本格的な味を楽しんでいる留学生が多いです。
いろいろな工夫で、日本の食文化をフランスでも楽しんでください!