みなさんこんにちは。フランス音楽留学アドバイザーの袴田です。
フランスに留学したら、音楽院でのレッスンや練習だけでなく、色々な美術館やコンサートにもたくさん足を運びたいですよね。
この投稿では、フランスを代表する管弦楽団、パリ管弦楽団の拠点である、フィルハーモニー・ドゥ・パリ(=以下フィルハーモニー)で、お得にチケットを購入する方法をご紹介します。
特に28歳未満の皆さんは、どんなコンサートでも格安で聴きに行くことができますので、ぜひこの方法で本場の音楽を楽しんでください!
Philharmonie de Paris|フィルハーモニー・ドゥ・パリ
フィルハーモニーはパリ19区・La Vilette (ラ・ヴィレット)公園の中にそびえ立つ、フランス最大のクラシックコンサートホールです。
隣にはCité de la musique(シテ・ドゥ・ラ・ミュージック)という、フィルハーモニーよりも小規模なホールや、博物館、図書館が一体となった複合施設もあります。
シテ・ドゥ・ラ・ミュージックとフィルハーモニーは同じ組織なので、同じサイト内に、2つのホールの公演情報が掲載されています。
このラ・ヴィレット公園内には、パリ国立高等音楽院もあるので、パリ音の学生や教授も毎日のように、フィルハーモニーの公演に足を運んでいます!
ここは、フランスを代表するパリ管弦楽団(=以下パリ管)の拠点であり、毎週行われるパリ管の定期公演をはじめ、世界中から様々なオーケストラや室内楽、著名なソリストたちの演奏を聴くことができます。
チケットの種類
28歳未満は、直前割引がお得
フィルハーモニーでは、コンサートが始まる30分前から、28歳未満であればどんなカテゴリーの席でも10ユーロでチケットを購入することができます。
アドバイザーの袴田も、ほとんどの公演をこの直前割チケットで聴きに行っていました!
ただ、当日券目当てに来る若者も多いので、人気の公演だと売り切れてしまうこともあります。
心配な人は、早めに行って待機するようにしましょう!
28歳未満の定期会員は、もっと安く予約できる!
当日券もいいけれど、できれば事前に予約したい方、そしてもっとお得に聴きに行きたい方は、1公演8ユーロで予約できる方法があります!
それは、28歳未満限定の定期会員になって、1年間に3公演以上予約することです。
どんな公演でも8ユーロで予約できるので、毎年大人気!
私もパリにいた時は、事前に年間公演予定表をチェックし、予約開始と同時に接続できるよう、画面の前で待機していました。
特に、海外の著名オーケストラや、オペラ座管弦楽団など、他の劇場を拠点に活動しているオーケストラの公演は、チケット発売開始と同時に売り切れてしまいます。
ただ、こちらの席は一番低いカテゴリーの席が多いので、私は公演直前に空いている席に移動していました!
他にも、定期会員になると優先予約ができたり、CDや本が割引になったりと、特典も様々なので、パリに長期留学する予定の方は、ぜひこちらを活用してみてください!
行けなくなっても安心!予約者名はいつでも変更可能
定期会員がお得なのは分かったけれど、半年先の予定なんてわからない・・・という方。
インターネットから予約したチケットは、いつでも予約者名が変更できるので、代わりに行ってくれる人を見つければ大丈夫です!
私も留学中、「このコンサート行けなくなったんだけど、興味ない?」というやりとりをすることが多々ありました。
パリにいると気軽にコンサートに行けるので、行きたい公演を逃さないように、早めに予約しておきましょう!
特に定期会員の8ユーロのチケットは、人気公演だと発売と同時に売り切れてしまうので、少しでも興味があれば予約しておくことをオススメします。
たくさん音楽を聴いて、留学生活を充実させよう!
せっかくフランスに留学するなら、お得な制度をできるだけ活用しながら、留学生活を充実させたいですよね。
今回はフィルハーモニーをご紹介しましたが、他の劇場のお得情報もご紹介していきますので、お楽しみに!